離婚問題と音楽療法とは
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トップページヴァイオリンコンサート活動 ⇒ 音楽療法とは
■音楽療法のススメ‐「離婚問題など心の悩み」と、音楽とは?

行政書士高橋法務事務所では、離婚問題という心の悩みに対して、
パートナー音楽療法士の協力のもと、音楽による“癒し”の提供を行っております。
具体的に、現在のところ行っているのは、“生ヴァイオリン演奏”によるコンサートの開催です。
詳細は、こちらから、>>>行政書士高橋法務事務所の企画主催によるコンサート情報

では、音楽療法とは、どんなものなのでしょうか?
ここで、音楽療法士・濱島秀行さんにより、ご寄稿いただきましたので、
以下に記述させていただきます。音楽療法を知っていただくキッカケになれば、幸いです。

音楽療法に使用する楽器 音楽療法に使用する楽器 音楽療法に使用する楽器

■音楽療法とは何か?

日本において、音楽療法が治療に用いられるようになったのは、第2次世界大戦後ですが
その定義に関しては、様々な解釈があります。

・ジュリエット・アルヴァンの定義
「音楽療法とは、身体的、精神的、情動的失調をもつ成人、児童の治療、復帰
(リハビリテーション)、教育、訓練のために音楽を統制的に活用することである」

・日本音楽療法学会の定義
音楽療法とは、「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、
心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、
音楽を意図的、計画的に使用すること」

・岐阜県音楽療法研究所の定義
「音楽療法とは、おんがくりようほう(音楽利用法)」
音楽療法は、目的を持った音楽の利用法の一部であり、相手の○○の向上や改善という
目的をもって音楽の力(機能)を活用していくものと考えられる。
ただし、音楽の利用すべてを音楽療法とは言わない。
例えば、軍歌や、コマーシャルソングは音楽の利用であるが、音楽療法ではない。

■音楽療法の対象者とは?
【精神障害】
統合失調症、神経症など
年齢層としては、児童から青年、成人、高齢者と幅広い。
精神病院での入院患者の8割が、統合失調症の患者といわれている。急性期の場合は、興奮や、昏迷、妄想が激しいため、薬物治療が主体で、音楽療法としては、BGMとして、居室に流すなど、受動的な方法によることが多い。慢性期の場合には、音楽療法活動は長期化する傾向があり、社会復帰を目指し、病棟で集団によるコーラス活動や、器楽合奏を実践する場合が多い。
【情緒障害】
心身症、行動障害など
不登校や出社拒否といった、行動障害は情緒障害の現れとして捉えられる。心身症は心理的な要因、例えば、精神的なストレスが引き金となって、身体的疾患(胃潰瘍、高血圧、喘息、腹痛、下痢など)を引き起こす。したがって、音楽を通して、ストレスコントロールや、感情表現によるカタルシス(浄化や発散)効果が期待できる。
【健康管理】
職場や、家庭における健康保持、ストレス緩和、感情コントロール、メンタルヘルスケアなど。健常者に対して、音楽療法を健康保持や、病気の予防的な意味合いで活用している。

その他として・・・
【発達障害】
・自閉症、知的障害
【機能障害】
・言語障害、視覚障害、聴覚障害、脳性麻痺や、脊椎損傷など肢体不自由
【高齢者のために】
・健康維持と活性化、認知症の進行防止や改善、QOLの向上
【医療の現場】
・心療内科、内視鏡検査や人工透析時の苦痛軽減、手術前後の不安軽減、
血圧の正常化、不眠症対策、集中治療室の精神安定など。
近年、各種医療機関で音楽療法を熱心に導入するところが増えた。

■音楽の作用について
音楽には“生理的作用、心理的作用、社会的作用”の3つの作用があります。
【生理的作用】
音楽を聴いているときには、心身がリラックスしているときに生じる“アルファ波”が出やすいと言われている。
・アルファ波が生じると
⇒血圧の安定化、血管の運動のコントロール、血流促進
⇒脈拍や体温、呼吸などに好影響を与える
【心理的作用】
音楽は人間の感情に深く作用する。音楽は、気分の転換、感情の誘発、発散、高揚、鎮静、浄化などの影響をもたらす。
【社会的作用】
音楽は、人間の集団意識を育て、社会性や努力の価値を理解する気持ちを育てる。例:教会で大勢の中で歌う賛美歌、校歌や国歌の斉唱など⇒集団の心を一つにする音楽の作用



<参考文献>
・音楽療法の実践 春秋社
・新しい音楽療法 音楽之友社
・高齢者の音楽療法 音楽之友社
・音楽療法の基礎 音楽之友社
・元気のでる音楽療法 ドレミ楽譜出版社       (以上 文責 音楽療法士・濱島秀行)


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